2WAy小型スピーカー

LIMIT-2/Ver2

生産完了モデル

「自然である」としか形容できないスピーカー!

AIRBOW'スピーカー&ツィーター'LIMIT-2/Ver2

商品名 発売時定価(税別) バージョンアップ
LIMIT-2/Ver2
\290,000
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コンセプト

現在のオーディオ機器の中で「最も歪みが大きい=性能が低い」製品は、「スピーカー」であると述べましたが、では、なぜ「最も高価なオーディオ機器であるスピーカー」の性能がそれほど低いのでしょう?私が思うのは「外観にこだわりすぎるからである=つまり販売を意識しすぎるからである」、それ以外の理由は考えつきません。もし「スピーカー設計者」が、まともであれば「あれほど歪みが大きい製品」に「あんなに高い価格を設定する」ことは「絶対に納得」がゆきません。
「スピーカー」から発生する「歪み=色づけ」が大きいことには、「二つの理由」がありそうです。一つ目は「外観=置物としての美しさの重視」にあると思います。「LIMIT-2」は、「お世辞にも、綺麗なスピーカー」だとはいえません。その最大の原因は「音質のみを優先したから」です。 ユニットが振動するとき、フレームやキャビネットはその振動をもとに「共振」します。しかし「前述した、最高の演奏者の楽音」を思い出して下さい。彼らは「無駄な音=無駄な楽器の共振音」など一つも出していないのです。それなのに「キャビネットやフレームが盛大に鳴くよう」であればそのスピーカーは「完全に欠陥商品」です。
「LIMIT-2」が、「フェルトに覆われている」のは「無駄な音を消す」ためなのです。もちろん「目に見える外観」だけではなく、内部もいたるところが「強化された上で遮音」されています。ネットワークも「非常に精密なヒヤリング」によって決定されたものです。誤解を恐れず言えば「LIMIT-2」は、「たったの一度も測定データ」を取っていません。なぜなら「測定データ」からは「音のつながり」や「音の良さ」などは全く計れない、つまり指標とならないからです。すべて「聴きながら作られた」それが「LIMIT-2」です。
まず、ウーファーに口径14Cmのユニットを選んだ理由ですが、「これ以上口径が大きくなれば」TYPE1を持ってしても「低音が正確に立ち上がらなくなる」からです。意外に思われるかも知れませんが、テストの結果に基づいた「純然たる事実」です。私が考える「歪みの少ないスピーカーの絶対条件」は「ウーファーの口径は最大で16Cm」です。
ツィーターの周囲が「フェルトで厳重に覆われている」のは、「ツィーター」から出る「初期反射=リンギング歪み」を低減するためです。このような「リンギング歪み=TVでいうとゴーストのような影です」をツィーターが発生すると、「音に広がり」がなくなってしまいます。理由は、前述しています。そのほかにも、「ごく僅かであるため従来は問題視されていなかった歪み=実は音楽の再現に大きな悪影響を与える」を可能な限り低減しています。
「LIMIT-2」の音質を一言で表現するなら「自然である」それ以外には表現できないでしょう。「広がり感」「低音の豊かさ」「高域の伸びやかさ」「音楽のダイナミックレンジ」そのどれを取っても、「たったこれだけの大きさのスピーカー」等と誰が想像できるでしょう。現に3号館で「LIMIT-2」をならしていると、ほとんどの人が「約1.5m後方のカンタベリー15」がなっていると錯覚されることからもそれは証明できます。
「LIMIT-2」の持つ「最大の特徴」に比べれば、先に述べた特質など些細なことでしかありません。「LIMIT-2」は「まじめにニアフィールド(近接視聴)」を考慮して製作された唯一のスピーカーであるはずです。「LIMIT-2」のツィーターを幅1mにセットして、「正三角形の頂点」で「音楽」を聞いて下さい。そこには「聴かなければ絶対に信じられない光景」が聴きとれるはずです。なぜなら「交響曲をかければそのステージの大きさ」が「原寸大で目の前に定位」するからであり、「POPS」をかければ「歌手に触れることができる」ほど「リアルで緻密な再生音」が眼前に「ホログラム=立体映像」のように浮かび上がるからです。
ボリュームを下げても「音やせ」等とは無縁ですし、「広がり=空間の大きさ」も広く、大きく保たれます。このようにして(ニアフィールドで)聴くことで「LIMIT-2」は、「あたかも原寸大の空間表現が出来る最高性能のヘッドホン」のように作動することでしょう。これは、お客様が「夜遅く疲れて帰ってきた6畳以下の部屋」でも「心ゆくまで音楽を楽しめる」ことを示唆しているのです。「人に優しい技術」とは、「このような技術」を指すのだと私は確信しています。

LIMIT2→LIMIT2/VER2の変更について

旧型からのバージョンアップ価格\40,000

VER2では、ウーファーをマグネットの大幅に強力なものに変更しています。(画像参照)

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AIRBOW'スピーカー&ツィーター'LIMIT-2/Ver2_3AIRBOW'スピーカー&ツィーター'LIMIT-2/Ver2_4

このウーファーの交換によって、中域の濃さがまし、ピアノなどの楽器のアタックから余韻が消え入るところまでを完璧に描ききります。従来モデルとは比較にならないほどの音質向上を果たしています。同クラスの「B&W/ノーチラス805」や「JMラボ/エレクトラ905」等との比較でも、「中域の充実度と音楽的表現の濃密さ」では一歩も2歩も上回っています。そうでなければ「外観に劣る同価格の製品」を準備する意味などありません。あえて、この製品を世に問う理由は「音楽性」の追求以外にはありません。是非、御一聴頂ければ幸いです。

仕様

形式 2Way/2Speaker/リアバスレフ
ユニット 14p(ミッドウーファー) 2.5p(ドームツィーター)
インピーダンス
再生周波数帯域 42-20000Hz
音圧レベル 89dB
許容入力 180W
許容入力 W14.7xH21.9xD21.5p / 重量:2.1kg
寸法/重量 180(W)×355(H)×260(D)o / 8.5s


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