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AIRBOWとは?

AIRBOWは、逸品館オリジナルです。

AIRBOW(エアボウ)はお客様に一番近い私たちが、少しでもいい音で音楽を聴きたい、お気に入りの曲をとことん味わい尽くしたい、そんなお客様からの声を実現するため、情熱を込めて生み出した「オリジナル製品」です。AIRBOWは「AIR・空気」と「BOW・弓」の造語で、「空気を奏でる弓」・「心を奏でる弓」という意味があります。

AIRBOWが目差すのは、音質とコストパフォーマンスの追求。

AIRBOWの第一号機は、1998年にAuthenticとの提携から生まれたプリメインアンプ[type−1]です。音質が評価され販売は成功を収めましたが、コストを度外視して音質を追求したために100万円と当時のプリメインアンプでは最も高価でした。この成功で「AIRBOWの音」に自信を得た私は、もっと低価格で同等の音質が実現できないかと考えました。そして生まれたのが、第二号機、[TERA][LUNA][Little Planet]です。
オーディオ製品は、工業製品である限り「高額=高性能」を実現するのが当然です。しかし、必ずしも「高音質=高音楽性」ではありません。高いレストランが常に美味しいとは限らない。それと同じ面白さは、オーディオにも見いだせます。「高いものだけが優れている世の中はつまらない」、「音楽は万人に平等」と考える私たちは、AIRBOWに1,000円〜170万円という広い価格の製品をラインナップしました。価格は随分違いますが、そのすべてを「お客様の期待を裏切らない音質」に仕上げています。安くても「気持ちよく音楽を聞かせてくれる」のは、他メーカーにはないAIRBOWの特色です。

低価格で高性能を実現する「カスタマイズ・モデル」。

安全や環境への配慮から、電化製品生産に関する法令が年々厳しさを増しています。それに加え、人件費や材料の高騰の影響などから、国内外の小規模オーディオの製品価格は、うなぎ登りに跳ね上がってしまいました。大規模オーディオ専門メーカー製品も、高級品は高くなるばかりです。また、それらの製品の多くもコスト低減のために、メカニズムやIC、プラットフォームの共有などが実施され、特徴や面白みが昔より薄れています。しかし、逆に競争が激しい「普及価格帯製品」は、どんどん安くなっています。手の届く価格で心をくすぐるプレミアムな製品を手に入れたい。
このようなお客様のご要望に応えるため、AIRBOWはこれらの普及価格帯の製品に高音質オーディオ・パーツを投入し、独自の改良を加えた「カスタマイズ・モデル」の生産を計画しました。「安くなった製品」に徹底的な改良を加えて性能を向上させる方が、一からオリジナルモデルを製作するよりも安価かつスピーディーに優れた製品を生み出せるからです。 このような「改良品」の生産・販売を継続し、スムースなアフターサービスを行うためには、母体モデル生産メーカーからの協力が必要です。メーカーとの守秘義務により詳しい提携内容を明らかにすることはできませんがAIRBOWの高いノウハウが認められ複数のメーカーから協力の内諾が得られました(このような試みは、国内でAIRBOWだけです)。 AIRBOWの「改良品=カスタマイズ・モデル」ならご購入後のアフターサービスに不安はありません。他店の改良品よりも遥かに高い中古市場での高価格が、AIRBOWの人気と信頼の高さを裏付けています。

低価格で高音質を実現する「オリジナル・アクセサリー」

AIRBOWの「オーディオ・アクセアリー」は、世界中から材料を取り寄せてテストし、コストパフォーマンスの高い材料を選び、生産コストも厳しく管理して作られています。捨てられるパッケージにもお金をかけたくないので、梱包も非常に簡素です。しかし、このような徹底的な低価格・高音質の追求が成功し、価格帯性能のバランスはずば抜けて優れています。

AIRBOW Original Tuned Audio Products 生産の流れ

ベースモデルが見つかったら、メーカーへ協力を要請します。   メーカーの技術供与を受け、チューンナップの内容を検討します。   音質・動作安定性・安全性について十分なテストを行います   チューンナップ完了後、一台ずつ法定の安全テストを行い、さらに音質と動作、を確認して出荷します。

AIRBOW製品の性能を十分に発揮させるためのお願い

オーディオ機器は、きちんとした使いこなしをしなければ性能が発揮できません。特にスピーカーのセッティング(位置決め)とルームアコースティックの調整(部屋の音響調整)はとても重要です。お買い上げの製品音質に疑問を感じられたら、買い換えを検討なさる前に「正しいセッティング」と「接続機器の相性」について必ずご相談下さい。

スピーカーの調整方法

スピーカーの音質調整は、必ず片方だけから音を出して行います。 片方のスピーカーを@〜Bのように数p程度移動させたり、内振り外振りの角度を変え「音の濁り」が少なく「音が大きく広がって感じられる」場所(上左図)を探します。
続いて反対側のスピーカーも同じ要領で調整します。 左右の調整が完了すると、両方のスピーカーから音を出します。調整前後で音質がまったく変わります

レーザー・セッターによる微調整の薦め

レーザー・セッター ADVANCE
¥19,500(税込・三脚付き)
¥15,400(税込・三脚なし)
※ご使用にはカメラ用の三脚が必要です。

サラウンドスピーカーの設置位置と6.1chの薦め

サラウンドスピーカーの配置は「7.1ch」が推奨されていますが、逸品館では実際にテストした結果、それよりも音が良い「5.1ch」もしくは「6.1ch」を推奨しています。センタースピーカーやサブウーファーも正しく使えれば、使わない場合に比べて飛躍的に音質を向上させることができます。

サラウンドスピーカーの配置

サラウンドスピーカーの「正しい設置位置」は左図をご参照下さい。特に重要なのは「リアスピーカーの位置」で、リスニングポジションより「やや後方」に設置できれば問題はありません。リスニングポジションの後方に設置できない場合には、フロントスピーカーより後方、リスニングポジションより前方でも、設置する方が音の広がりはうんとよくなり、リスニングポジションの後ろ側にも音が回り込むようになります。このような場合「6.1ch」は非常に効果的です。センタースピーカーは、フロントスピーカーとツィーターの高さができるだけ同じになるように、床から持ち上げて設置してください。