プリメインアンプ

PM12 Master

 

スピーカーの影響を受けにくく、歪みが少ないデジタルならではのサウンドを追求

PM10 Ultimate

商品名 希望小売価格(税別) 試聴機貸出 バージョンアップ
PM12 Master
 ¥400,000
X
PM12 Master
スペシャル
コンプリートパッケージ
 ¥415,000
X
X
PM12 Master >>ご購入ページへ  >>クレジットカードで購入
PM12 Masterスペシャルコンプリートパッケージ>>ご購入ページへ  >>クレジットカードで購入

『スペシャルコンプリートパッケージ』は、PM12Masterの鋳鉄製の脚を、上級モデルと同様にアルミ削り出しの専用脚に変更することで音質が大幅に向上した「特別」なコンプリートパッケージです。

※すでに、AIRBOW SA12/PM12 Masterをお持ちのお客様には、このアルミ削り出しの専用脚を特別に販売しております。

詳しくは、メールまたはお電話(06-6644-9101 10:00〜19:00)でお問い合わせ願います。

AIRBOW36ヶ月長期安心保証について
こちらの製品は通常24ヶ月長期安心保証のところ AIRBOW36ヶ月長期安心保証となります。お買い上げから36ヶ月以内に自然故障が発生した場合、無償で修理を行います。サービスのご依頼はまず逸品館にお問い合わせください。

問い合わせ先・TEL:06-6644-9101(10:00〜19:00)

デジタルアンプに求めるサウンドとは

  理想のアンプに求められる条件は、プリアンプで「入力される信号をより良い音に加工(リマスタリング)」し、歪みが少なくスピーカーの影響を受けにくいパワーアンプで「スピーカーを正確に駆動」することだと考えています。その一つの組み合わせが、「真空管プリアンプ」と「トランジスターBTLパワーアンプ」のセットです。 HD-AMP1、PM10に続いて発売されたPM12には、最新のデジタルアンプが搭載されています。 デジタルと聞くと10年ほど前に発売された高級デジタルアンプ「Ayre」や、ヤマハの技術者が設立し ブームとなった「Flying Mole」のような、「艶や響きの少ない無機的な音」を想像されるかも知れません。 その原因は「音質を損なうデジタルノイズ」が完全に遮断されていなかったためですが、 すでに「デジタル」とは分からない滑らかで艶やかな音質を実現できる段階まで技術は進歩しています。
このように、マイナスのイメージが先行したデジタルアンプですが、真空管アンプやアナログ トランジスターアンプで実現できなかった優れた特徴を持っています。 一つ目は、「スピーカーの影響を受けにくい」と言う特性です。 従来方式のアンプで超低音や大音量を再生した場合、スピーカーが発生する 「逆起電力(ボイスコイルがマグネット磁界の中で動くことによって発生する、 ユニットの動きを止めようとする力)」の影響が避けられず、「歪みが大きく」なりました。 しかし、スピーカー駆動原理が異なるデジタルアンプは、スピーカーの影響をほとんど受けません。 もう一つは「直線性が優れている」という特徴です。アンプに入力される信号を縦軸、 出力される信号を横軸にしてグラフを描いた場合、デジタルアンプのグラフがほぼ直線になるのに対し、 アナログアンプは様々な理由により「直線にならない(歪み・下図ピンク部分)」を発生します。



もちろん、アンプが発生する「歪み(アンプが生み出す響き)」は、「美しい響き」として 「良い方向」にも働き、そのような場合「アンプは美しい音を発生するオーディオ製品 (Stingray Ultimate)」としての価値を持つことになりますが、厳密な意味での 「原音」からは離れて行きます。それに対しデジタルアンプは、「音量や周波数にかかわらず 高い再現性を実現」し、今までのどのようなアンプよりも再生される音を「原音」に近づけることが 可能となります。
PM12のブロックは、増幅前の信号をコントロールする「プリアンプ」、とそれを増幅して スピーカーを駆動するための回路「パワーアンプ」から構成されます。PM12でデジタルが使われるのは 「パワーアンプ」だけですから、従来の回路で構成される「プリアンプ」を「美音」にチューニングすれば、 「真空管アンプのような艶やかな音質」にもできました。しかし、そういう「過去のアンプの模倣」 を行うのなら、デジタルアンプである必要性がありませんし、そういう用途なら真空管を使う 「AIRBOW Stingray Ultimate」が最適です。それらを考え合わせ、PM12のカスタマイズでは 「デジタルアンプでしか出せない音」を目指しました。

組み合わせるスピーカーや、録音の善し悪しに左右されない「Master」音質

  「歪みの発生」が避けられない従来型のアンプは、それを良い方向へと変化させてある種の「個性」 を与える方向の音作りを行っていました。そのため、録音の善し悪しや組み合わせるスピーカーによっては、 「相性問題」を引き起こすことがありました。
しかし、ソフトや環境の影響をほとんど受けないPM12 Masterは、どのような条件で使っても 「常に一定レベル以上のサウンドを実現」することができます。特に注目すべきなのは、 「録音の悪いソフトの再現性」です。クラシックや一部のJazzなどを除き、 古い時代の演奏やPops・Rock、特にライブなどの音源は「周波数レンジが狭い」、 「ノイズっぽい」、「音の分離が悪い」、「空間が広がらない」、「演奏が弾まない」など、 録音に様々な問題を抱えるため「再生音楽を生演奏のように楽しめない」ことがありました。その原因は、 音色や音量などが「近い音は混じってしまう(音の混濁)」からです。しかし、「ものすごく似ている音 (近似の音)」でも、その「かすかな違いを明確に再現する」ことができるなら混濁は解消し、 録音の良いソフトのようなクリアな音質が実現します。 PM12 Masterが手元に届いたらジャンルは問いません、まず「古いソフト」をきいて聴いてみて下さい。 デジタルアンプの優れた特性「再生リニアリティーの高さ」が生かされ、古いソフトが「最新ハイレゾ録音」 のように、クリアに鳴ることに驚かれると思います。クラシックはモノラル録音でも、 体を包み込むサラウンドのように音場が大きく広がります。Popsでは伴奏とボーカルが濁らずに分離し クリアに鳴ります。うるさかったRockのクライマックスパートは、命を吹き込まれたように生き生きと鳴り リズムが躍動します。録音のせいだからとあきらめていたソフトをPM12 Masterは見事に蘇らせます。
スピーカーは、「キャビネットの響き」がその個性や色づけを生み出しています。 アンプがスピーカーの影響を受けると、アンプが「スピーカーの個性に染まり」、 特徴的な音質はより特徴的な音になります。さらにスピーカーの音を「リフレイン」する、 リスニングルームの影響も大きくなります。けれど、スピーカーの影響を受けにくいPM12 Masterなら、 スピーカーの個性をほどよく抑えられます。鳴りにくいスピーカーだから、部屋が悪い (ルームアコースティックが悪い)からとあきらめていた環境でも、 いままで以上の良い音を楽しめるでしょう。もちろん、B&WやMAGICOのような「低歪み」を実現した 最新型スピーカーとの相性も抜群です。録音や再生環境に左右されず、音楽の楽しさ、 生き生きとした演奏の表情を引き出せるこの能力はPM12 Masterの最大の魅力です。
「技術を感じている間」は、その技術にはまだ改良の余地が残されています。 最新の技術と最高の音作りが融合したPM12 Masterは、アンプやスピーカーの存在感を消し去り、 あなたと音楽を「ダイレクト」に結びます。

電源ケーブル AIRBOW KDK-OFC(2.0m)付属

極性表示付きプラグ、OFCを採用した、導体断面積2.0平方ミリメートルの極太電源ケーブル AIRBOW KDK-OFCが付属します。 音と画像の色彩感が濃くなり、表現に厚みがでて滑らかになります。オールマイティーにお使いいただける、お薦めの電源ケーブルです。


主な仕様

定格出力 100W×2(8Ω)、200W×2(4Ω)
周波数特性 5Hz-50kHz (±3dB)
入力 PHONE(MM/MC)×1、RCA×2、RECアウト×2 パワーダイレクト入力×1
消費電力 無信号時40W、最大出力時130W、待機時0.2W
寸法/重量 W440×H123×D453mm / 15.3Kg

※特別な記載がない限り、主な仕様はベースモデルに準じます

ベースモデルの詳細は、こちらをご覧くださいませ。


前のページへ戻る <<