セッティング情報>セッティングテクニック(共通)ー>PMC OB1のセッティング

文字の大きさの変更
インターネットエクスプローラの場合、メニューバーの「表示」→「文字のサイズ」で変更できます。

PMC OB1のセッティング

スピーカーを購入したら、すぐに音を出したい気持ちは誰でも同じです。でも、はやる気持ちをおさえて、ちょっとこのページに目を通してください。最初にこれだけやっておけば、後々の調整がうんと楽になるからです。

スパイクの取り付け

トールボーイ・スピーカーの多くは、脚がスパイクになっています。

もしスパイクを標準のままお使いになるなら、次のようなスパイクベースの併用をお薦めします。

ローゼンクランツからは、交換用のスパイクが発売されました。

音質はカイザーサウンドらしい「穏やかで滑らか・音楽の表情を生き生きと伝えるタイプ」で好感が持てるのですが、音の良くなる単位(カイザー)にこだわった結果、長さが長すぎるためスピーカーが不安定になるためと、PMCのキレの良さを損ねないためにOB1には使用しませんでした。

お薦めのスパイクベースはこちら>>

スパイクを使わない方法

スパイクのないスピーカーや、スパイクを使用使用しない場合には、インシュレーターを使用することで音質をアップできます。

AIRBOW
WOOD-BOY-K
\2,000/1個
サイズ:φ25o×高さ15o
AIRBOW
WOOD-BOY-S
\2,000/1個
サイズ:φ25o×高さ15o
AIRBOW
WOOD-BOY-KM
\4,000/1個
サイズ
φ35o×高さ20o

伐採後、5年以上乾燥させた良質な無垢黒檀材(アフリカ黒檀などの非黒檀材ではありません)を「木材精密切削NC」で高精度に削り出し、削り面を極限まで平滑にするため表面をペーパー研磨後、乾燥防止塗装で仕上げた手間暇かけた「逸品」。強度が高く、高重量機器にもマッチします。
音のピークディップを抑え音質を滑らかにします。強度が高く上部が点接触構造のため、他の木材系インシュレーターのように、音の角を鈍らせ必要以上に音楽を甘くするようなことは一切ありません。
音質バランスが見事に整い、演奏者の息吹まで感じ取れるほど、音楽に情感が溢れるようになります。紫檀製は黒檀よりもやや明るく軽快な音質です。両方を混ぜて使えば、好みの音を簡単に作れます。

AIRBOWのWOOD-BOYは、金属製と木製の長所を兼ね備えた音質でお薦めなのですが、「スピーカーが滑りやすい」という問題を抱えています。
この問題には、次のような方法で対処してください。

裏側に粘着材の付いたフェルトを、WOOD-BOYの上面がすっぽりと収まるくらい(やや小さめがぶれないのでお薦めです)の内径でドーナツ状にくり抜きます(紙や布を円形にカットするための、コンパスのようなカッターを使うと簡単です)。
そのドーナツリングをスピーカーの底板に貼り付けると(写真)、音質に全く影響を与えずに「滑り止め」の効果が得られます。

ジャンパープレートの取り外し
(BI-WIRE/TRI-WIRE対応スピーカーの場合のみ)

標準で添付されている「金色のジャンパープレート」は、たいてい音が非常に悪いので取り外し、スピーカーケーブルを使った「ジャンパー線」に取り替えましょう。

標準で添付されている「金色のプレート」をはずし、スピーカーケーブルを短く切って作った「ジャンパー線」と取り替える。
ジャンパー線は、できれば方向も管理した方が良い。高域側から低域側へ、電流が流れる方向にセットするとよい(写真のジャンパー線では黒色から黄色がケーブルの正方向)。

スピーカーにもよるが、アンプからの給電(アンプとの接続)は、「プラスを高域・マイナスを低域」に入力すると音のバランスが良くなる。
ジャンパー線の両端に「Yラグ/スペードプラグ」を使った場合には、プラグの重ね順も音質に影響するので、できれば重ね順を管理するように注意したい。(右写真)


2003年7月19日