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もっと良い音・好みの音で音楽を聴くための第一歩

エージング

購入直後のオーディオ機器の音を良くするための最も簡単な方法は、待つことです。楽器や車などと同じように購入したオーディオ機器がその本領を発揮するまでには、最低で100時間長い製品では1000時間近い鳴らし込みが必要になることがあります。この鳴らし込みをエージングと呼びます。
エージングには特別な注意は必要ありません。できるだけ長い時間その機器を使って頂くことが大切ですから、CDやDVDならディスクをリピートにして、繰り返し演奏してください。アンプやスピーカーのエージングは、小さな音で構いませんから(川の流れる音・波の音などが最適)できるだけ長時間音を出し続けることが大切です。いずれの場合にも、数日から一週間ほどで見る見る音が良くなって行くのが聞き取れるはずです。
大きなスピーカーは、エージングに時間がかかり、大型スピーカーでは数ヶ月掛かることも珍しくはありません。この場合にも、できるだけ長時間鳴らすことが大切です。もし、エージングが待ちきれないならスピーカーに関してちょっとした裏技がありますからご紹介しましょう。この方法なら、比較的大きな音を出しても周囲に音が漏れないので、早期にスピーカーのエージングをすませることができます。(アンプの発熱にご注意ください)

左図のようにスピーカーを向かい合わせに置いて、音が漏れないように全体を毛布や布団などの厚い布で覆います。

スピーカーケーブルの接続は、どちらか片一方を「逆送(プラスとマイナスを逆に繋ぐ)」接続にします。

片側のみを逆送にすることで、音のエネルギーが吸収される(片側のスピーカーが空気を押す(ユニットが前に出る)ときに、逆送に繋がれたもう一方のスピーカーが空気を引く(ユニットが後ろに下がる)ため、音がうち消され外に漏れる音量が小さくなります。

ケーブルの交換

かなり高価なオーディオ機器でも、同梱されている接続ケーブル類はさほど良いものが使われていません。それらのケーブル(スピーカーケーブルやピンケーブル)を別売のオーディオ用高性能品と交換したり、壁のコンセントや電源タップなどを高音質品に変えることで音が俄然良くなります。

スピーカーケーブル | RCAインターコネクト | 電源ケーブル | デジタル接続ケーブル | 映像ケーブル

セッティング

スピーカーや機器を床に直置きせず、スピーカー・スタンドやオーディオ用ラック(普通のラックに較べ強度が高い)を使って設置しましょう。特にスピーカーは、床から離すことで音ヌケが見違えるように改善されます。
その他にもオーディオ用ボードやインシュレーター、レーザー光線を使ったスピーカーセッティング装置(レーザーセッター)などがあります。詳しくは、担当者までご相談ください

映像・音響・調整グッズ | インシュレーター・オーディオボード

正しい使いこなし

オーディオ雑誌を始め、マニアの噂を信じてはいけません。常識だとされている事にも「全くの間違い」は沢山あります。例えば「左右のスピーカーケーブルの長さは同じにしなければならない」といわれますが、これは全くの間違いです。左右のスピーカーケーブルの長さは「バラバラでも音質にはほとんど影響を与えない」のです。
高価な装置ほどデリケートで「正しい使いこなしを行って初めてその性能が十分に発揮」されます。こんな事を聞いたら初心者と思われて恥ずかしいなどとお考えにならず、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

買い替える前に、貸出試聴機でシステムの弱点を把握する

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