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Panasonic TH-AE200
VS
SANYO LP-Z1
画質比較

Panasonic TH-AE200
10月1日発売
1号館シアターに展示中
TH-AE100は昨年末に、低価格で高画質を前面に出して大ヒットしました。
色差のプログレッシブ入力で最高の画質を発揮する反面、
S入力やコンポジット(黄色映像端子)はかなり甘くなってしまいました。
TH-AE200はそれを大幅に改善してS入力やコンポジットも見やすくなっています。
TH−AE100との違い
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前面パネルから空冷用吸気口が無くなりスッキリしたデザインになっています。
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高さは変わりませんが、奥行が長くなっています。レンズ部も大きくなっています。
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AE100はカードタイプの蓄光式でしたが、標準タイプのバックライトタイプの採用で使いやすくなっています。
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TH-AE200 (ファンの奥に射光板が追加されています。)
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TH-AE100
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ランプの光漏れが対策され、大幅に改善されました。
プロジェクターの後方から観る場合には、特に有効な改善です。
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本体にメニューと十字キーが付き、すべての操作がリモコン無しでも可能になりました。
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側面にSDカードスロットが付いています。
(ゴムのカバー付き)下はメインスイッチ
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コンポーネント端子とD端子、二つの色差入力を装備。BSデジタルとDVD等が同時に繋げるのはこのクラスでは希少です。
音声入力は本体上面のモノラルスピーカーで再生しますが、あくまでもモニター程度にしか過ぎず、シアター用途には使い物になりません。
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SANYO LP-Z1
近日発売
LP−A7の発売から2年、液晶プロジェクターのトップメーカー三洋から久々のシアターモデルの登場です。
外観も縦長から、今風の洗練された横長デザインに変わり
シアター・プロジェクター初の画質劣化がほとんどない上下左右へのレンズシフト機能を搭載しています。
LP−A7との違い
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前面のパネルカバーとつや消し黒のボディカラー。格好良く精悍です。
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LP−A7は、さすがに2年経つとデザインに古さが感じられます。
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パネルを閉じた状態。
閉じると電源もOFFになります。
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ライトアップリモコン LP-Z1用。
右は、DV-A7用のリモコン。
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注目の上下左右方向の調整が可能なレンズシフト機能。
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パナソニックのTH-AE200同様、リモコン無しでもフル操作が可能。
電源ボタンと操作ボタンは少し離れて配置されて、
暗いところで誤操作防止になりそうです。
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シアタープロジェクターなので音声入力はありません。D端子も付いていません。
入力に関しては、前モデルのDV-A7とほぼ同じ内容です。
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(左から正面・側面・後ろ)試作機ということで、ランプの光漏れの対策は特にしていない様です。
メーカより、量産機では光漏れ対策がなされ多少改善しているという連絡がありました。
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レンズシフト機能チェック
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レンズ軸を中心に上下均等に画面が1/2移動します。 左右は画面1/4移動します。
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Z1のレンズシフトは、レンズ軸を中心に上下左右均等に投射角が変更される構造となっています。移動量は、上下方向に画面の1/2、左右方向に1/4になっています。
これが実際にどれくらいの量かといえば、上下にはプロジェクターを中心に一画面のシフトとなります。(画像左参照)左右へは、上下方向のちょうど半分1/2画面のシフトが可能となっています。
しかし、Z−1クラスのプロジェクターに合わせるスクリーンは、最大でも100インチクラスになるはずです。ワイド100インチのスクリーンのイメージサイズ(画面実寸)は2214×1245oですから、標準家屋の天井高2400oから考えて、スクリーンを視聴に具合の良い位置に持って来ると、スクリーンの上端は天井から、少なくとも60pは下ろした所になるでしょう。
となると、プロジェクターをスクリーンの上下端一杯にしか設置できない現在の仰角プラス方向のシフト量では狭すぎ、結局はデジタル台形補正を併用しなければならなくなります。
これでは折角の「光学式レンズシフトの高画質」を生かし切ることができません。
とはいえ、この製品の上下方向へのシフト量は、SHARPやMARANTZのDLPプロジェクターとほぼ同じで、左右へのシフトはこの製品がクラスで初めて取り入れています。
このクラスの製品にこのような複雑なレンズ機能を搭載したことは「発売する製品への画質のこだわり」のあらわれだと思いますし、さらに上下左右へのレンズシフトを取り入れながら、販売価格を20万円以下に収めることができたのは、プロジェクターの老舗「三洋」ならではの「実力」を感じます。
そういう意味でもZ−1には、N社やS社の製品には見られない設計者のユーザーへのまっすぐな気持ちを感じられ大きな好感を持てます。
是非、次のモデルからは上下方向へのシフト量は対称ではなく、上方向へより大きくシフトするように設計変更して頂くと、家庭での設置時に非常に使いやすくなると思います。
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TH−AE200とLP−Z1の比較
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主なカタログスペックの比較
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Panasonic
TH-AE200
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SANYO
LP-Z1
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標準価格
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\240,000
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\250,000
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投影デバイス
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0.7インチTFT×3
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パネルアスペクト比
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16:9
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パネル画素数
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858×484(415272)
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964×544(524,416)
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総パネル画素数
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約124.5万画素
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約157.3万画素
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レンズ
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手動ズーム1.2倍
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明るさ
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700ANSIルーメン
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コントラスト比
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700:1
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800:1
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騒音レベル
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28dB
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光源
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120W/UHMランプ
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130W/UHPランプ
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投影距離(16:9時)
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80インチ
最小2.5m〜最大2.9m
100インチ
最小3.1m〜最大3.7m
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80インチ
最小2.4m〜最大2.9m
100インチ
最小3.0m〜最大3.6m
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外形寸法(幅×高さ×奥行)
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280×80×278.5mm
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333×108.5×246.5mm
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質量・消費電力
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2.9kg・180W
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3.4kg・210W
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色差入力(プログレッシブ)画像による画像チェック
10月7日現在、SANYOのLP-Z1は最終の画像調整段階でさらに画像が煮詰まる予定です。
注)デジカメでの撮影のため機器的特性上完全なイメージ通りに再現していません。

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総合評価
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TH-AE200
TH-AE100の後継モデルで定価設定は¥248,000から¥240,000と少し引き下げられました。
価格は下がりましたが、機能面などでは前モデルの不備を大幅に改善しているのがよく分かります。
液晶パネルの画素数は同じなのでドットの荒さは従来通りとあまり大きく変わった印象はありませんが、AE100では画像が非常に甘く、見られなかったS端子等の画像が改善され、VHSビデオなどの高画質ではないソフトもそこそこ楽しめるようになっています。
ランプの光漏れも改善され、TH-AE100の完成度を高めたモデルといえるでしょう。
画質はすべてのソフトをオールラウンドに楽しく見せる絵作りです。
LP-Z1
久しぶりに登場したサンヨーのシアターモデル。
シアター・プロジェクター初の上下・左右調整可能なレンズシフトを採用している反面、光漏れ対策が殆どされていないなど、メーカより、量産機では光漏れ対策がなされ多少改善しているという連絡がありました。他メーカーに較べると「煮詰め」がやや甘い感じがあります。
テストした製品は、発売前の為プロトタイプで商品の画像は少なからず異なる部分があるということでした。テストの後、さらに生産品に近いモデルを見る機会がありましたが、問題として指摘した部分は大幅に改善されていましたから、製品の画質への期待はさらに高まります。
テスト機では、液晶特有の黒浮きが抑えられている反面、その分黒つぶれが見られました。
色はこってり出すのでなく少し淡目のあっさりした印象で、その液晶離れした画質はDLP方式と共通のイメージを持つスッキリしたクリアな映像に仕上げっています。
他メーカー品に較べて、このモデルが優れているのは、液晶の反応速度が速くコントラスト感が高い出るため液晶の枠を破った「ヌケの良さ」・「奥行き感」・「透明感」を感じられることです。コストの問題でDLPプロジェクターの購入に踏み切れない場合には、Z1を選べばかなりの満足感が得られるはずです。
レンズシフトの上下の調整幅には若干の疑問が残りましたが、左右方向の利用価値は大きく画質を劣化をさせないオフセット(サイドショットが可能)には大きな魅力が感じられました。
逸品館では、他メーカーにない画質面に置ける優れた長所を高く評価し、Z−1を推薦したいと思います。

数年前の高価な液晶プロジェクターよりも格段に良くなっているので、
実売20万円を切る価格でこれだけの絵が出れば十分楽しめます。
ドット感がちょっと・・・の方はDLP方式をおすすめします。
テスト担当:ビデオ 岡田 克彦
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