スーパーウーファー(SPD-SW1600)の効果を体験
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肯定的なコメント(パーカッション)
低域は深くなり、中高音が奥に定位、立体感が増す・音の見晴らしが良くなる・臨場感が大幅にアップ・高音が上にふわっと抜けるようになる・ドラムがまるで変わったのにビックリ・ノリの良さが全然違う・間合いを感じる・楽器の分離が良くなった・高音が明瞭になった・現実味が増した
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肯定的なコメント(バイオリン・ソロ)
気配が濃くなって、演奏がまるで変わったようだ・深みが増し、量ではなく質の世界になる・空気感まで伝わる・とぎれとぎれだった音が滑らかに繋がって聞こえる・空間が広がって演奏がリアルになる・高音が伸びやかになる・弓の動きまでリアル・共鳴が聞こえるようになった・バイオリンに艶が出た・高音の透明度が増した・現実味が増した
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否定的なコメント(パーカッション)
マンションなどでは、こんな大きな音を出せないように思う
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否定的なコメント(バイオリン・ソロ)
素晴らしい音質だが、ルームアコースティックなどにも秘密があると感じ、この音を現実にしようと思うと気が遠くなる
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聞こえない低音の効果について
ピュア・オーディオにスーパーウーファーは有効か?などの論議を今更持ち出すまでもなく、アンケートの結果は、その有効性を明確にしました。しかし、これはサーロジックのウーファーだけに許される世界です。
私がウーファーの音質テストを行うときには、必ず「ウーファーだけの音を聞く」というテストを行います。なぜなら、スーパーウーファーの善し悪しは、低音だけではなく、高音が、きちんと遮断されて漏れて聞こえないか?それがとても大切だからです。
SPD−SW1600を始めとするサーロジックのウーファーは、デジタルで信号処理を行って100dB/octという急峻なフィルターで高域を完全にカットしています。このような急峻な高域遮断フィルターは、アナログ回路では音質を犠牲にせず設計することが出来ません。デジタルだから可能なのです。他メーカーのウーファーの高域遮断は、普通12dB/oct、良くても24dB/oct止まりです。
この高域遮断フィルターの性能のテストは実に簡単です。音楽信号を入力し、スーパーウーファーだけを鳴らせばよいのです。もし、その時に、低音楽器の音階が聞き取れたり、ボーカルが聞こえるようなら、高域の周波数がきちんとカットされていない証拠です。
残念ながら、最も売れている国産Y社のウーファーはどうでしょう?それらの製品の音質に疑問を感じられたら、このテストを行ってみてください。「音楽信号を入力したときに高域の周波数がきちんと遮断」されていないとメインのスピーカーの音にウーファーの音がかぶり込み、低域はもちろん中高域や、空間の透明度を損ねてしまうのです。
イベントでも、サーロジックのウーファーだけを鳴らし、その音を聞くというデモを行いました。パーカッション系のソフトでは、バスドラムに合わせて、時折心臓の鼓動のように低い音が「ぼわっ」・「ぼわっ」と聞こえるだけです。音量は非常に小さいのですが、体に直接、音圧を感じるような力強い低周波を発生していました。この製品のカタログ通りに、高域が急峻に遮断されている証拠です。
最初のパーカッション中心の音楽では、ウーファーはリズム感や臨場感を大きく改善し、音楽の実在感を増していることがよくわかります。また、ツィーターのテストとは逆に、低音の変化(ウーファーのあるなし)が高音の聞こえ方に影響を与えていることもわかります。これは、先ほど説明した「私達は高音と低音を分けて聴くことが出来ない」つまり高音の変化が低音の聞こえ方に影響し、その逆もまた同じであるという証明になるでしょう。
2曲目のバイオリンのソロでは、ウーファーを入れたときの効果が、さらに明確になります。しかし、バイオリンのソロ演奏に低音が収録されているはずはありません。実際に、先ほどと同じようにウーファーだけ鳴らしてみると、ウーファーの音は全く聞こえません。
会場にいた全員がウーファーの音を聞き取れないので、試しに何人かのお客様にお願いして、ウーファーのユニットに直接触れて、その動きを報告してもらいました。その結果、ウーファーは約1〜2p前後ユラユラと揺れているだけだということが分かりました。(高域カット周波数は、28Hzで使用しました)さらに、ウーファーに耳を近づけて音を聞いて頂きましたが、結局、そんな近くでも、やはり誰もウーファーの音を聞き取れなかったのです。
では、なぜ「うちわで空気を扇いでいる」ほどの、緩やかで、しかも小さな「聞こえない低音」が「聞こえている音」に、こんなにも大きな影響を与えているのでしょう?それは「ホールのうなりによって発生する低周波」に秘密があると考えています。
差音という言葉をご存じでしょうか?2種類の音を同時に出すと、「その差分の周波数が合成されて発生する」という現象です。例えば、100Hzと110Hzの音を同時に出すと、その差の10Hzが発生し、「差音」という形で聞こえるのです。ギターのチューニング時の「弦のうなり」、お寺の「鐘のうなり」は、すべて差音の原理によって発生しています。
バイオリンのようにフレットがなく、音階を自由に変えることの出来る楽器で「ビブラート」をかけたとします。「ホールのように残響のある条件」では、「ビブラートにより変化した音程の差音がホール内に発生」するのです。この「ビブラートによって発生したホールのうなり」を私達の体は、驚くほど鋭敏に感じ取っているに違いありません。その「うなりの大きさ」や「うなりの周期」を聞き取って、バイオリンの演奏がどのような大きさのホール(残響を伴う広い空間)で行われたかを認識していたのです。
つまり、バイオリンのソロ演奏の場合では、スーパーウーファーを付け加えたことによって「ホールで発生したうなりが再現」され、その結果として、「空間の広がり感」や「音の透明感」、「演奏者の気配感」などに大きな影響を与えたと考えられるのです。
差音の原理からお分かりいただけるように、「楽器の音の変化」に伴って「うなり」が発生する訳ですから、「楽器の音」と「ホールのうなり」のタイミングには密接な関係があります。つまり、楽器とホールのうなりの関係から、私達が空間情報を正確に識別するためには、ウーファーから音が出るタイミングが重要なはずです。楽器のビブラートにぴったりと「同期したうなり」を再現できて初めて、スーパーウーファーは大きな効果を発揮できるはずなのです。
試しに、スーパーウーファーから音が出るタイミングを、デジタル遅延回路を用いてずらすと、CDの限界である「1/44100秒」の誤差ですら明確に聞き分けることが出来たのです。信頼すべき文献によると、1/1000000秒まで認識できるという報告さえあるのです。
サーロジックのウーファーに「距離補正=時間補正」の詳細なパラメーターが設定されているのは、「ウーファーをうならせるタイミングをドンピシャリ一致させる」ためなのです。
耳では聞くことの出来ない「うなり」まで正確に再現出来る、他に類のない「良質な低音」は、サーロジックの先進のデジタル技術によって、初めて現実となったのです。