実践・ルームチューニング

l      簡単なルームチューン

「店頭で試聴した購入したスピーカーが、自宅では全く違う音になってしまった」という経験はありませんか?それは「実際に私達がスピーカーの音」として聞いているのは「スピーカーからの音が3割で残りは部屋の音=部屋の壁などの反射音」だからなのです。どんなに良いスピーカーを購入しても「部屋の音が悪い」とその真価が発揮できません。逆に安物のスピーカーでも「部屋の音が良い」と抜群にいい音にきこえるのです。

「部屋の音を良くする」ためには、「悪い音(悪い反射)」を取り除いて「良い音(良い反射)」を残さなければなりません。「悪い反射」とは「特定のエネルギーが残ってしまう反射=定在波」で「良い反射」とは「エネルギーが均一な反射」です。下の図では「矢印が音の流れる方向」・「爆弾マークが定在波の発生する位置」です。

 

l      吸音のパネルを使って、壁からの悪い反射を取り除く方法

平行な壁の間あるいは天井と床の間では、「音が繰り返し反射を続け、特定のエネルギーだけが強まって」しまいます。この悪い反射を「定在波」と呼んでいます。「定在波」は、平行する面の両方、あるいはどちらか一方を「吸音」することで抑えることができます。

部屋が洋室で6〜8畳の場合には、吸音パネル(クリプトン/AP10)を左図のように設置すると効果的です。@のパネルは壁と角度を付けて設置することで左右への音の広がりを調整できます。購入の優先順位(効果の高い順)は@>Bの順になります。それよりも部屋が広い場合や和室の場合には、吸音反射パネル(サーロジック/LVまたはFW)を右図のように設置してください。この場合にも優先順位は@>Bとなります。

KRIPTON  AP−10
600×高さ1300×厚さ37mm 4.6kg ・ 簡易スタンド付き

リスニングルーム・室内音場改善の為の音響改善パネル。優れた吸音特性をもつミスティックホワイトを全面(内部)に使用し、設置チューニングが容易な薄型形状パネル。軽量なので吊り下げ使用もできる。木枠にダークグレーとチャコールグレーのリバーシブルジャージーネットというデザインが採用され、他社製品のような無粋さがない。薄く軽いが、ミスティックホワイトの採用で効果は非常に高い。

LVシリーズ

1号館展示中

455mmのパネル2枚を蝶番で連結しています。半開きにすることで自立します。厚さ70mm。

● 型番の数字は高さ(mm)

● LV1200が標準サイズ

LV600

\26,200-

LV1200

\36,700-

LV1300

\47,200-

LV1500

\54,500-

LV1800

\57,700-

FWシリーズ

3号館展示中

455mm、厚さ70mmのパネルが1枚です。写真は2枚。

蝶番付きタイプはLVと同じように自立します。

●型番の数字は高さ(mm)

● FW1200が標準サイズ 

製品名

1枚

2枚

蝶番付き

FW600

20,000-

35,000-

\40,900-

FW1200

25,000-

45,000-

\51,400-

FW1300

30,000-

55,000-

\61,900-

FW1500

32,500-

60,000-

\67,200-

n         低音吸収、中音収束、高音乱反射を同時に達成し、小規模なオーディオルームの問題点を一気に解消する松材100%のルームチューニングパネル。

n         ダブつく低音は、パネルに充填した粗毛フェルトが吸収。

n         150Hz以上の音を収束する縦軸の構造が楽器に定位を与え、音楽に安定感を与える。

n         4kHz以上の音を乱反射する横軸の構造が、豊かな臨場感と音楽の楽しさを強調。

n         LVシリーズは仕上げを簡略化し価格をおさえている。

 

 

l      天井と床の吸音

スピーカーの直前の床とスピーカー背後の天井への吸音措置は、音の前後の広がりを助け、立体感と定位を大きく改善します。サーロジックのスカラホールは、布が重なった構造で軽く、設置は簡単。すでに取り付けられている「押しピン」を天井に刺すだけで簡単に止まります。スピーカーのやや後方の天井などに取り付けて使用します。簡単で廉価なアクセサリーですが効果は抜群です。

 

@にスカラホールや薄手のカーテン生地を施工する。

Aに厚手のカーペットを敷く。(ムートンを推奨)

Bに吸音パネルや吸音材を配置。(AP10やLV/FWパネル・フェルト)

Cに右図のように天井の隅にフェルト(セメンダイン/フットタック)やレゾナンスチップを貼り付ける。

この@〜Cの対策で部屋の音は見違えるほど良くなります。

スカラホール
3号館展示中

天井と床の間で発生する強いフラッターエコー(定在波)は、スカラホールをスピーカーの上部とスピーカー中央上部に配置することで取り除ける。

音が上下に大きく広がり、音場の濁りが大幅に低減され、空間の見通しが抜群に良くなる。

SCALAR HOLE

Color No.2(緑)

Color No.3()

Color No.4(ベージュ)

             

 l      逸品館お薦めの吸音材

カーテンの施工が大げさすぎるときには、カーテンよりも遙かに効果が高い「オーディオ用の吸音材」を定在波の発生しそうな場所に「押しピンで止める」だけでも大きな効果があります。

 

RCC

レゾナンスチップ

スノウ \3,300(4個)

クライオ\2,100(8個)

ノーマル\1,500(8個)

φ10oのチップ。貼り付けて制振効果を発揮。

BIG WAVE

カーボンフェルト

1m×1m×5o

¥4,800

導電性があるので電気回りに使う場合には注意が必要です。

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